FX(外国為替証拠金取引)をやりたいけど、
税金関係が心配。
負けたらどうなるの?
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)が、住民税を中心とした視点から攻略していきます。本ページはプロモーションが含まれています。
プラス(利益)のとき
FX(外国為替証拠金取引)で得た利益には、
所得税・住民税がかかります。
・所得税→15%(復興特別所得税を合わせて15.315%)
・住民税→5%
FXは所得税法上「先物取引に係る雑所得等」に分類されます。
株式取引の「特定口座・源泉あり」のような「利益を得たときに税金が差し引かれる」制度はありません。
利益を得た場合は、確定申告等が必要になります。
※注意:確定申告は給与所得などFX以外の所得も含めて再計算します。確定申告書第一表・第二表に加えて第三表を提出。
FXの記載欄は第三表「先物取引」欄です。
計算書はこんな感じです。
サラリーマンの場合
・給与以外の所得が20万円超の場合
確定申告必要→所得税・住民税ともに課税対象となる。
・給与以外の所得が20万円以下の場合
確定申告不要で住民税申告が必要→所得税は払わなくてよい。住民税は課税対象となる。
くわしくはこちらから!
マイナス(損失)のとき
1年間(1月~12月)の取引で残念ながらマイナス(損失)になってしまった場合
所得税・住民税が発生しないので、申告しなくてもオッケーです。
FXは「先物取引に係る雑所得等」
ほかの種類の所得との損益通算はできません。
損失を、翌年以後3年間、繰り越すことができます。(翌年以後に利益が出た場合、損失を差し引くことができる→税金が減る)
※連続して各年分の確定申告が必要です。(取引がない年分も確定申告が必要)
確定申告書第三表、先物取引(FX)の損失関係の記載場所はこちら!
さいごに
FX(外国為替証拠金取引)は、少額で投資ができて、投資金額以上の取引(レバレッジ)を行うことができます。
ハイリスクハイリターンの投資となりますので、無理のないレバレッジでの取引をお願いします。
必ず余裕資金で投資することが重要です。
また、サラリーマンで副業が禁止されている場合でも、FXは投資による資産運用のため、副業には当たらないとされています。※各自確認は必要!
何事もやってみなければ始まりません。
思い切っていきましょう。
ご健闘をお祈り申し上げます。
運よく利益が出て確定申告等をした際には、
翌年6月に住民税を確認してクエストクリアです。
【住民税クエスト】は2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)が攻略しています。
ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)の勉強をして理解を深めることは、
ライフプランニング・保険・株式投資・税金・不動産・贈与・相続など、人生の様々な場面で役に立ち、自分のためになることばかりです。
特に仕事で必要なくても、ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)の資格取得はおすすめです。
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