ここは【レベル1】株式投資のダンジョンです。
ひとつひとつ確認してレベルアップを目指しましょう!
サラリーマンに最適な株式投資について、
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)が、住民税を中心とした視点から攻略していきます。本ページはプロモーションが含まれています。
板
取引時間中の板の状況をもとに、
株価の決まりかたを見ていきたいと思います。
「売り注文の値段」「買い注文の値段」のことを気配値といいます。
この気配値の状況を並べたものを「板」といいます。
取引時間中(ザラ場)の「板」はこんな感じです。
売り株数 | 値段(気配値) | 買い株数 |
200 | 103 | |
400 | 102 | |
300 | 101 | |
100 | 400 | |
99 | 500 | |
98 | 200 |
売りたいひとの一番安い値段が101円で300株、
買いたいひとの一番高い値段が100円で400株です。
シミュレーションしてみる
この状況から「買い注文・指値101円で100株」の注文を出すと、
101円で売ってくれる株数が300株あるので、
めでたく「101円・100株」で約定します。
「買い注文・指値101円で400株」の注文を出した場合は、
101円で売ってくれる株数が300株しかないので、
「101円・300株」だけ約定して、
次のように「101円・100株」の板が残ります。
売り株数 | 値段(気配値) | 買い株数 |
200 | 103 | |
400 | 102 | |
101 | 100 | |
100 | 400 | |
99 | 500 | |
98 | 200 |
売り注文も同じで、
初めの状態から「売り注文・指値100円で100株」の注文で、
「100円・100株」で約定します。
売り注文で成行を選択した場合
成行注文は、値段を指定しません。
初めの状態から「売り注文・成行で500株」の注文で、
「100円で400株」と「99円で100株」が約定します。
約定後の板はこのような状態になります。
売り株数 | 値段(気配値) | 買い株数 |
200 | 103 | |
400 | 102 | |
300 | 101 | |
100 | ||
99 | 400 | |
98 | 200 |
さいごに
シミュレーションで株価の決まりかたのイメージができたと思います。
取引時間中であれば、
板を確認しながら注文を出していきます。
前日の夜などに注文を出す場合は、
前日の終値から翌日の始値までの板の連続性がなくなるので、
上がるか下がるか、予想しながら注文を出すことになります。
「指値で買い注文」
はじめての株式投資!
最初の一歩を踏み出してみましょう。
株式投資の所得税・住民税は、
「特定口座・源泉あり」にすることで、
確定申告や住民税申告が不要となり、
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